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大石圭先生の『人間処刑台』を読んだ

大石圭先生の『人間処刑台』を読んだ。


この作家さんの各小説は読んでいて目を背けたくなるような展開とか
描写が多くて圧倒されてしまうことが多い。
タイトル的にもまたそんな話なのかなと思ったけど、
今回の話はそれほどでもなかった。

網膜剥離を理由にボクシング界を去ったものの、戦いの熱気が忘れられずにくすぶっていた小鹿。彼のもとに、格闘エージェントである美女が訪れ、世界最強の男、ラムアとの一戦を持ちかける。それは、アンダーグラウンドファイトへの招待状だった――。闇のリングをまばゆく照らす光。血に飢えた観衆を熱狂させる野獣たちの死をかけた戦いが始まる。暴力だけがすべてを支配する、限りなく残酷で官能的な世界を、濃密に描く。

さらに最終的にも「……」という感じでも無かったから「あれれ?」という感じだったなあ。

人間処刑台 (角川ホラー文庫)

人間処刑台 (角川ホラー文庫)