海堂尊先生の『ナイチンゲールの沈黙』を読みました。
東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌―網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく…。
前回に読んだ(http://d.hatena.ne.jp/theworld/20070722) 『螺鈿迷宮』は、この作品の続きに当たるお話でした。
でも、逆に呼んでも内容を把握できた。うまくできているなあ。
一番最初のヤツ(http://d.hatena.ne.jp/theworld/20070129/p1)を読んでいないと楽しめないのは間違いないです。
このシリーズは、キャラがどれも立っていているのが好きですね。
セリフ回しも独特なカンジでいいです。
毎度のことながら内容についての感想をぜんぜん書いてないなあ。