新堂冬樹先生の『白と黒が出会うとき』を読んだ。
ある日、看護師の前に現れた、ひとりの男。彼は女性にこう囁いた。「この病院は、まもなく倒産します」……鬼才・新堂冬樹が病院乗っ取りという社会問題をテーマに挑む、衝撃と感涙の書き下し長篇!
医療問題や病院経営をいつものような作風で展開していく話でおもしろく読めたのだけど
終盤の話のもって行き方やキャラの心情の変化がなんとなく
らしくないように感じてしまった。
- 作者: 新堂冬樹
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/04/20
- メディア: 単行本
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