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大下英治先生の『日本買収―巨大外資に呑みこまれる日』を読みました

大下英治先生の『日本買収―巨大外資に呑みこまれる日』を読みました。

外資系投信の資産運用者(ファンド・マネージャー)・松崎克也は野望に燃えていた。米国の巨大金融機関や投資顧問会社から、次々と引き抜き(ヘッド・ハント)の声が掛かったのだ。西暦2000年春、松崎は世界一の相場師(ヘッジ・ファンド)カルロスの右腕となり、外資の侵略にあえぐ日本の金融界を裏で牛耳り始めた。だが、大手証券、銀行の買収・合併・提携を推進する彼の前で突如、巨大都銀が破綻、国際市場は震撼した。円暴落!ついに日本発世界恐慌か…。

小説の中で、実在する企業が別の名前で登場し、様々なエピソードが紹介されるんですけど、今読むとそれは今後こうなって、というのがわかって面白かったですね。



小説 日本買収―巨大外資に呑みこまれる日

小説 日本買収―巨大外資に呑みこまれる日